視覚リハ研究発表大会

キーワードは、合同・連携

今年の視覚リハの研究発表大会は、ロービジョン学会との合同会議という形で行われました。そして、テーマもチームプレー、連携。医療者と患者、訓練士と障害当事者、医療・福祉・教育の連携、そういった視点からの発表が目立ちました。

二日目に行われたシンポジウム「疾病別ロービジョンケア -網膜色素変性・緑内障・糖尿病網膜症-」では、医療者である医師や視能訓練士と当事者である視覚障害者それぞれから、それぞれの立場でのロービジョンケアが語られました。最終日に行われた「理想のロービジョンケア体制を求めて」と題したシンポジウムでも、医療・福祉・教育・健常者・障害者さまざまな立場のさまざまな地域での実践が語られました。

奇しくも、このような形で学会・研究会が開催された本年、REVIネット三重とアイパートナーとの事業統合を決定し、来年度からは新しい一歩を踏み出すこととなります。三重でも、三重らしい連携・チームプレーによる視覚リハやロービジョンケアの活動が展開できればと考えています。

ちなみに平成18年2006年のロービジョン学会・視覚障害リハビリテーション研究大会は、東京で行われる予定です。来年、三重からも沢山の方々が参加されることを願っています。(文責 上田幹男)


REVIネット情報第8号の主な内容


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