REVIネットの皆様へ 特定非営利活動法人アイパートナー 前川賢一

こんにちは。NPO法人(特定非営利活動法人)アイパートナーの前川賢一です。

アイパートナーは、歩行訓練士(視覚障害者生活訓練等指導員)でメンバーを構成し、目の不自由な方の白杖歩行訓練・日常生活訓練(炊事・洗濯・金銭管理・整理整頓・等など)・コミュニケーション訓練(点字・パソコン・携帯電話・FAXなど)の支援をする専門集団です。形態は、訪問・通所・個人・集団さまざまです。その他、啓発の一環としてホームヘルパー・ガイドヘルパー各種講習会の講師派遣、主催もしています。

西暦2000年に設立し、早6年目。今では、アイパートナー正規職員として活躍する訓練士4名、庶務等事務員(正規・アルバイト)を含めると9〜10名になりました。 REVIネットさんはもちろんの事、盲人センター、盲学校等の関係機関との連絡連携も実質的な取り組みの中において大事にさせて頂いております。

今後も視覚障害の方への直接的な支援の専門の本分を継続し続けるために必要な事は、実行していきたいと考えます。その目的のためであれば、NPO法人でなければならないとかアイパートナーという名前でなければならないとかのこだわりは、あまり持っていません。制度の変化に関わらず頑なであるべき事は頑なに、柔軟であるべきことは柔軟に、組織形態や規模の大小に関わらず続けていこうと思っています。

まぁでも、汗水流しているうちはまだしも、体を痛めて無理に無理を重ね頑張っている今のうちに、いい加減少しは事業を公的な位置づけの中で土台がもてて、接する視覚障害の方のこと以外の手間なこと様々、例えば財源やらとかのことであまり余計な心配することなく安定させたいものですけれどもね。

REVIネットさんの事業を実質的に引き継ぐ方向付けもなされました。制度、社会の変化に惑わされずに対応すべきところは対応して、我々は本分のままに、やるべきこと、やりたいこと、伝えていきたいことを頑張り続けていきます。

今後ともアイパートナーの事業の応援、支援の心の声を私達に送ってくださいね。そういう優しいものを体にしみ込ませて、それを感じながら進んでいきますね。

私達からも、目の不自由な私達に関わってくださっている皆様に、この文章の中からでも気持ちをこめて。


REVIネット情報第8号の主な内容


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