感謝をこめて 宮本治子

9年間を振り返って感慨として残るのは、やはり沢山の方に助けていただいたという気持です。

福山瞳先生には、日本ライトハウスへ行けるかどうかのスタートの所で、緊急な問題に取り組んでいただき以後の全てが始められる道筋を探して頂きました。

福田慶一先生には、研修中の先の見えない真っ暗闇の中で、大阪で行われた全国リハ研大会に参加していただいた事は、暗闇の中の光を感じました。京橋駅の階段を降りながら、「身体大切にして下さいよ。o157は加熱したら大丈夫ですからね」とおっしゃっていただいて、お気持の暖かさに感激しました。県での交渉で第二の歩行訓練士養成のための人材を日本ライトハウスへ送る事業は、9年度には実行され、福田先生、福山先生のご尽力の賜物と三重県の視覚リハの長足の進歩の為の大きな一歩でした。

松阪のカイバナ眼科の上住先生に、「仕事をやってみなさい」と申し出ていただいた事は、REVIネットの発足の大きな弾みになりました。

故榊原達夫先生は、発足までという条件で全面的に協力していただきました。優秀な人材を沢山送っていただき、運営がどれほど助けられたか分かりません。病床でもいつも行事のことなど気にかけていただきました。

上田会長、発足当初からのREVIネットの「頭脳」です。頭脳明晰、冷静沈着、ともすれば暴走し勝ちな宮本の手綱をしっかり締めて、その都度の正しい選択で大きな失敗もなく過せました。REVIネットとしては正に人を得たと言えます。

一尾多佳子さん、REVIネットに一尾さんが参加して下さった事は本当にラッキーでした。現役の眼科医師としての実力とネットワークを100%生かした、数々の取り組みで、三重にロービジョンケアの道を開いて頂きました。パワフル且つ緻密な一尾さんの活動が、多くの中途失明者の方の力になっています。

山口正和さん、松阪中央総合病院眼科で視能訓練士として山口さんが、REVIネットに参加して頂いてから、REVIネットの活動が幅広くなったと思います。患者さんへの真摯な対応によって、生活の質を変えれたり、新しい一歩を踏み出せた方たちが大勢いらっしゃるのではないでしょうか。

発足当初からずっと変わらず、どんな時にも快く助けて下さった、藤井三智子さん、今井洋子さん。影の力に徹して協力して下さっている、稲穂照江さん、松永範子さん、松村すず子さん、川本一夫さん。

行事の当日必ず早くから来て、静かにこつこつ仕事をしてくださる清水正さん。

初代会長の勢力潤さん、理事として頑張って下さった勢力慶太郎さん、副会長として抜群の情報網を駆使して、集客に勤めて下さった福本清史さん、スタッフとしてユニークな意見、時には厳しい意見を言って下さった門巳知夫さん、尾崎考一さん、会計としてしっかりサポートして下さった上住妙子さん。

各行事に駆けつけて下さったボランティアの皆さん。

関わって下さった全ての皆様、本当に有難うございました。


REVIネット情報第8号の主な内容


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