シンポジウムでは、三重の視覚リハについて、REVIネットの宮本さん、アイパートナーの前川さん、そして名古屋リハセンターの原田さんが、これまで、今、そしてこれからについて熱く語っていただきました。会場からも沢山の方々に討議に参加していただきました。遠く神戸からは、神戸アイライト協会の森さんが駆けつけてくださり、発言もいただきました。21世紀の三重の視覚リハを考える実りのある時間になったと思います。今後もみんなで考え進んで行けたらと思っています。
総会では、2001年度からの新しい役員の体制の承認もいただき、新しい年度の活動を始めることができました。
今年は名古屋で行われました。三重県からもREVIネットスタッフを中心に参加しました。大都市以外の地域でも熱心に行われている視覚リハの実践についての発表を聞き、知識とともに元気もいただきました。
午前中は、ロービジョンケアに長年とりくんでおられるアイベルさんのショールームを訪問。レンズ・ルーペだけでなく、パソコンなどもゆっくり見て、触って、体験できる状態に感動。3月の福祉機器展では、このアイベルさんに来ていただきます。
午後は、視覚障害に関する便利グッズなら、まずほとんど揃っているというエンジョイグッズサロン。しかも多くのものが手に取って触り、確かめ、楽しめるというのが魅力。一部販売もしています。
知識と物品、それに大阪のバイタリティーをたっぷり仕入れることのできた研修会となりました。
今年は家族の方を対象に、手引される側の体験をしていただく予定でした。家族の方の参加が少なく、少し残念でしたが、津から久居まで電車の乗り降りも経験していただいて、今後に生かしていただけるものと思いました。
REVIネットのスタッフでもあり、本職の方では松阪中央総合病院眼科で視能訓練士として、三重県で始めてロービジョンケアを本格的に進めておられる、山口正和さんを講師に招いて、ロービジョンケアを詳しくご説明いただきました。また実際沢山の視覚的補助具などを、見せていただき、思いがけない効果があるものなど、ロービジョンケアの最前線の知識を見せていただきました。
見えにくいまま我慢することはないんだ、という事を声を大にして言いたい気持ちでした。