記念講演会では、本誌第三号で紹介しました高知女子大学社会福祉学部の吉野 由美子先生をお招きし、「高知県の視覚障害者の自立支援システムをつくるため に」という演題でお話をいただきました。高知における行政、福祉、教育の連携による視覚障害リハビリテーションの実践を生き生きと語っていただきました。
ＲＥＶＩネットにも元気を沢山分けていただいたように思います。
高知では、行政関係の方々を含めた形で、視覚障害リハをすすめるための連絡
会を開催しているというお話をうかがい、あらためて三重でのこれからの課題を意識しました。
ＲＥＶＩネット・アイパートナー、眼科医療、当事者団体、盲学校、そして行政などなど、視覚障害リハに関する機関のとりくみと、連携が、さらにすすむことを願ってやみません。
会場からもたくさんの方々に討議に参加していただきました。ありがとうございました。
実りのある時間となったと思います。今後もみんなで考えすすんで行けたらと考えています。
総会では、２００１年度の活動報告と決算、２００２年度の活動案と予算の承認もいただき、新しい年度をスタートすることができました。
なお、今回の総会には、三重県知事からはじめてメッセージをいただきました。
三重県でも、視覚障害リハビリテーションが、すこしづつ認知されてきたのだということの現れではないかとよろこんでいます。（上田 記）