点字学習者の集い報告

「点字をよむことに努力したい」

亡き母が晩年に、全盲に近い私に「明るく楽しく前向き」に生きるよう、口ぐせのように教えてくれました。今回の昼食会に一番年長者であると思って参加したのですが、私より一年、そして二ヶ月先輩の方も参加されていて、沢山の友人が出来たと喜んでいます。

あの食事会で幕の内弁当の説明は傑作でしたね。「12時刺身」「3時煮物」「4時てんぷら」「6時ご飯」「10時はミートボールです」。これは大爆笑で、この説明は食事を更においしくしたことでした。

「点字を書くより、読むことはむつかしい」と、皆さん全ての共通の感想でした。もっと読むことに集中しなければいけないと思いました。

今回のことを計画して下さった、ボランティアの皆々様のご尽力に心からお礼を申し上げます。有り難うございました。

「点字学習者のつどいに参加して」

参加された皆さんの点字への取り組み方などを聞かせていただき、忙しい中を時間を見つけて努力されている事を知り、とても刺激になりました。

また、昼食は皆さんと賑やかにおいしいお弁当をいただき、食後は近くの海岸まで連れていっていただきました。当日はとてもいい天気で、波の音を聞きながら心地よい風にあたって、たのしい時間を過せたのも、ボランティアの方々の協力のお陰です。ありがとうございました。

またこうして皆さんと会える機会を持てれば、嬉しいと思っています。

「点字学習者のつどい」影の功労者  宮本 治子

初めての「点字学習者のつどい」は、影の功労者のご協力で大盛会でした。

会場として鈴鹿市千代崎の東洋紡の社員保養所がどうかと言う話は、使用料が一人1,800という事で断念せざるを得なかったのですが、顔も知らない匿名の東洋紡OBの方から、使用料の足しにと、大枚3万円のご寄付をいただいた事で、予定を進めて行く事が出来ました。

また当日、芸濃町の伊藤喜代子さんが、ご商売の養鶏のゆで卵を50個持って来ていただきました。初産の玉子とかで見た事もないくらい大きくて、黄身が二つ入っているのが沢山あって、アチコチで歓声があがっていました。また玉子の殻用にと、喜代子さん手作りの広告で折ったゴミ箱も持参いただきました。

藤井三智子さんからは、知る人ぞ知る手作りの“いつものアンパン”を人数分持ってきていただきました。

今井洋子さんからは、岐阜県中津川川上屋からわざわざこの日の為に取り寄せて下さった、季節限定の銘菓“柿の美きんとん”のえも言われぬ美味を楽しませていただきました。

いつもの事ながら、送迎から当日の食事やお茶のお世話など、細々とした縁の下の力持ちに徹して下さった、鈴鹿点字教室のボランティアの皆さん、津の今井さんありがとうございました。

期せずして参加の皆さんの温かい思いやりに満ちた心遣いに、美味しさも、幸せ気分も倍増の一日でした。



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