教育機関

学校に在学する視覚障害のあるお子様への訓練の内容は多義を極めます。可能性のあるお子様の能力を開かせることができるかどうかは、早期の関わりが必要です。我々が視覚で自然に得ている情報・知識はあまりにも膨大で、それが目が不自由だと視覚に依存出来ないわけですから、それだけでも歩行訓練士がやるべきことは多いのです。「自宅から学校まで6年かけて練習して通学出来るようになった。しかし、もう卒業だ。実際にはもうここは歩行しない。訓練にはなんの意味もなかったのだろうか?」いいえ、意味がなかったなどという貧しい考えは本当の支援ではありません。例えば小学校のお子様にする訓練は、その練習コースを題材として用意している側面が強いですから、そこで教えている内容は、単にコースを歩くということ意外のことに主眼がおかれていてあまりにも膨大です。また、校内のバリアフリー、障害者福祉に関する総合学習の進め方に関しても、積極的に協力をしておりますので、ご連絡をください。


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